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トロと旅する 「沖縄 2006 Summer」 2日目
起床7時半。ホテルのバイキングで朝食。満腹満腹。

一路「美ら海水族館」へと車を走らせる。
那覇市内から高速道路に乗り、北へ、北へ。
平日だからだろうか意外に道が空いていて、快適なドライブ。
昨日よりもさらに日差しと暑さが増している。ヂカヂカな太陽。真っ青な空。

ドライブ中はカーナビで聴く為のCDを持ってこなかったので、地元のFMに耳を傾ける。
コレはコレでいいもんだね。
(でも、さすがにずっと聴いてるとあきるんだよね。次回は持参で)

途中休憩をいれつつ高速の端っこ許田ICから一般道へ。続く目的地へ。
やっぱカーナビがあると安心だね。
おれみたいな方向音痴でもちゃんとたどり着けるもんな。
沖縄に居る間は相方にはハンドルを握らせなかった。
オレは助手席に座ってるだけってのもいいんだけど、もっぱら運転する方が好き。
対して相方は座ってるだけの方がいいんだそうな。利害関係の一致だね。

そして今回の旅行のメインはココ「美ら海水族館」。日本最南端。
水族館好きなオレ等が楽しみにしていたジンベイザメとの出会い。

早速入り口手前で巨大なジンベイザメのオブジェが出迎えてくれた。
入り口から中に入ろうとすると、振り返って遠くにディズニーシーのような島が見える。
ちょうど真ん中が山で、センターオブジアースみたいだ。
行ってみたいけど今回は行けそうにないや。(伊江島というらしい)

中に入ると… 人がごった返してる… 子供多すぎだって。そっかまだ夏休みなんだ。
ゆっくりノンビリ水槽一つずつ見て回りたかったけど、
人の流れをちょっとだけ止めつつなるべくじっくり見て回る。

日本一のアクリルの厚さの大水槽にジンベイザメ3匹が勇壮に泳いでいる。
「美ら海シアター」では最後にちょっとした仕掛けがあり、得した気分になった。

この水族館は水槽に日光が降り注ぎ、明るくてキラキラしていた。
時を忘れて魚達を見続ける。何時間そうしていただろうか。
あっというまに数時間が経った。二人で水族館に来たのは何度目だろう。

ただ、カメとかイルカとか、無料ゾーンをまったく見ることができなかった。
時間に追われるように水族館に別れを告げる。


「美ら海水族館」から、さらに北東の今帰仁村の「古宇利島」に足を伸ばす。
この島に渡る「古宇利大橋」をドライブするのもオレの希望の一つだった。
2005年2月に開通したばかりの新しい橋。
ガイドブックで見たあの景色を自分がドライブしたかった。

橋の手前には駐車場があり、そこに一旦車を止める。
橋のたもとに降りていくことが出来て、手前にスフィンクスのような島と、
橋を渡った先には「古宇利島」が見える。

碧い海を間近に見たのはコレが初めて。近くで見ると碧いっていうより透明。
砂浜は珊瑚の小さいかけらが砂のように細かく研磨されている。
相方はうれしそうに貝殻を集め始めた。なんとも微笑ましい。
そういうことする人だったのね、と再認識。

新たな発見があるのがこういう旅の良いところなのかもしれないね。

車に戻りいよいよ橋を渡る。全長2キロもある吊り橋とか以外の日本一の橋なのだそうだ。
橋の欄干は低く、海が見渡せるように作られている。
ほとんど車が来ないのをいいことに、ノンビリゆっくり、風景を焼き付けながら渡る。


橋を渡り切るあたりには、海水浴場になっていた。
それほど広くはないが、沢山の海水浴客がいた。
ほんとは泳ぐのは明日の朝を予定してたんだけど、
急遽予定を変更してここで泳ぐことにした。

駐車場に車を止め、車の中で着替えをする。
こないだ仙台に行ったときに二人で一緒に買った水着だ。普通のトランクスね。
ほんとは競パンとかでもいいんだけど、あまりにもイカニモになっちゃうもんね。
まぁ、オレはちょっと太ったのでムリなんだけど…

着替えを済ませ、いよいよ念願のビーチに特攻~~。
っと、軽く準備体操。二人とももうオッサンだもんね。
おそるおそる波打ち際に足を伸ばすと、ぬ、ぬりい。なんだこりゃ。
これなら心臓麻痺ってことはないか。ぜんぜん冷たくない。

オレ海で泳ぐのって苦手で、あんまり楽しくないんだよね。
海自体は好きで、浜辺で戯れるのもすきなんだけどさ。
地元の日本海とか、茨城の海とか、あの深緑色っていうの、苦手なの。

さすが沖縄の海は違うね。足下まで透き通ってて見えるし、ずっと遠浅。
足が付かないってのも不安でしょうがないんだけど、ここならスゲー安心。

でもさ、しょっぱいのはしょっぱいんだね。あたりまえなんだけど意外だった。
相方もまた貝殻探しを始めたり、寝っ転がったり、お互い好きな時間を過ごす。

ちょっと日が傾きかけるまで1時間ぐらいそうしていただろうか、そろそろ陸に這い上がる。
橋の上からダイビングする男の子達もいて、目の保養もたっぷり。
今もああやって度胸試しみたいなことをしてるんだろうか。
飛べないヤツは苛められたりすんのかな。

基本的に沖縄のビーチには海の家みたいなものは無いらしく、
ここも小さな売店と、公共で有料のコインシャワーがあった。

アタマから真水を浴びると、冷たくてキモチよかった。
二日目のリゾートホテルに向かうために車に乗り込む。
さらにここから2時間以上はかかるだろう。カーナビがそう告げる。

途中、サトウキビ畑に車を止める。景色に見とれてしまった。
流れる雲と、たなびくサトウキビに…
ついつい「♪ザワワー ザワワー」と口ずさんでしまう。森山良子か(タカ&トシ風に)!

宿泊地の残波岬までは、まだまだ時間がかかりそう。
そういやそこのうたい文句は、
「東シナ海に沈む太陽をベランダから眺められる」とかだったような。
あと30分で沈みそうな太陽は、車の中から見送るしかない。
リゾートホテルの意味は…? ねぇってば。

ホテルい行く途中に万座毛という断崖絶壁の絶景な場所があるらしく、
相方はそこに行ってみたいと言う。もう、すっかり日も暮れているが、一応行ってみる。
駐車場に車は数台、おみやげ屋は一軒だけぽつんと開いていて、
もうすっかり終わりムード。

それでもせっかくなので、崖っぷちまで行ってみた。
暗いながらも他に人が居る気配もあって、なんとか崖っぷちにたどり着く。
ほとんど日は沈んでしまったが、水平線の辺りが青とオレンジの明かりが見える。

岩が象の鼻のようになっている奇岩そこに見えた。なるほど不思議だ。
自然にあんな形になったんだろうか?波の力っちゃすごいね。

昼間だったらもっと良い景色が見られただろうけど。ゴメンネ。


もうすっかり真っ暗な道を、残波岬に向かう。
夜になると景色もへったくれもあったもんじゃない。
夕飯にナニを食べるかでモメて、お互いイライラしながら彷徨い車を走らせる。
嘉手納基地近くの、アメリカンダイナーみたいなトコでパスタセットを食べる。
どこが沖縄やねん。 ポテトの巨大さに呆れて、テイクアウトにしてもらう。

ここで相方の希望がまたひとつ叶う。
デザートに「ブルーシール」というアイス、
沖縄では有名なのだそうだがオレは知らんかった。

こっちについた時からこの看板を見かける度に、
「ブルーシール!」「ブルーシール!!」指さしてたぐらいだから、
よっぽど食べたかったんだろう。今までで一番うれしそうな顔のようのは気のせいか。
そのアイスはといえば、かなり濃厚だったが美味かった~。

(後日、相方が自分の地元で「ブルーシール」を見つけるのだが、
 それはしばらく後の話である)


やっとこさホテルにチェックインする。
んん??なんだか騒がしいホテルやね。遅くまでおみやげ屋、コンビニが開いてたり。

一通り中を探検して、最上階にある展望バーでカクテルを酌み交わす。
普段はホテルのバーなんて来ることがないから、
こういうトコに来たらちょっとそういう気分を味わってみようと思い、
最近は泊まったホテルのバーに行ってみることにしている。

チャージ料がとられるとか、高いとかそういうのは置いといて、っと。
眼下にはさっきまでウロウロしていた嘉手納基地の明かりが見える。

良い雰囲気だねぇ。


このホテルには大浴場があり、露天風呂も付いているってことで、
ほろ酔い気分のまま、ひとっ風呂浴びに向かう。
…まぁ、こんなもんかね。ちょいと期待はずれだったけど。

洗い場でちょっとタイプの男と何度か目が合う。こっちを見ながら脱衣所に。
いけませんわ、私には大切な相方が… なんて、フフン♪


ちょっとスプリングの弱くなったベッドで、寝る前の運動(汗)をして、
それぞれのベッドで就寝。明日の朝はちょっとゆっくりできるかな。


おやすみ。
by everywherewithyou | 2006-08-25 23:29 | ゲイ
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『トロ』です。『ゲイ』です。日々感じたことを書き綴っています。

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